ご招待頂きまして、国立新劇場にて「出口なし」観劇させて頂きました。サルトルは本当に哲学的。
今回は死後の世界で起きる一連の流れを描くお話しで、独特な死生観だったりを描いていて時に皮肉があったり、時に愉快だったり、徐々にそれぞれの現世での蟠りが明らかになったりと…
知恵を総動員しないとストーリーに付いて行けずだったのですが、出演者様が魅力的でとても素敵な時間になりました。
私の中でこのお芝居で受け取った一つのメッセージは、生きるのも大変だけど死ぬのも大変と言うこと。
そして大竹しのぶさんの魅力がすごい…チャーミングでありながらも色気があって、なんかふわふわと柔らかくて。観ているだけで幸せでした。
それから多部未華子さんはあれだけセリフ量あって完璧。一度も噛まない。後声すごい芯があってハリがあって素敵。声だけで…あ、なんでもないです。とにかく途轍もなく生で聴く声が素敵だと言う意味です。
段田さんは、大人の魅力ですよね。最初のシーンがすごい好き。大人の余裕と優しさと人間らしいのが滲んでるのがすてき。
まだまだロングラン公演だから是非観て見てください。
#新国立劇場 #シス・カンパニー #大竹しのぶ #段田安則 #多部未華子
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