“僕は、自分の考えを人に話す事は、基本的にしなくて。暫く引き篭もっているような生活をしていて、自分の殻に閉篭もるような人との関わり方をしていて、ある日、自分の音楽仲間(米津玄師氏)に、今の君は美しくないよって言われて…その期間に書いた歌詞を全て捨てた…(要約…)”
今日ご招待頂いたライブで、川谷絵音さんが、そんな話をしていて、なんか、すごく共感してしまって、胸がじりじり痛かった。実は、この所、誰かとあんまり話したくなくて…
用事があって、昔、親しかった間柄の相手に連絡したのだけど、その連絡は何も返って来なくて、ダメだと思っていた癖に、なんか、予想以上にショックで、人間関係に挫けてしまい…そんな気分になってしまった。
例えば、話したところで具体的に話が動かないかもしれないと頭によぎってしまった場合、何か話しても仕方ないんじゃないのかなとか思う瞬間に、急に全てのコミュニケーションが、面倒になって、全ては脳内で自己完結は出来ない物かと。でも、その感性ってやっぱり醜い。
もしも、家族や友達の距離感の相手に大好きだと言って、その好きさえも、どれだけ好きかなんて忠実に伝わらない訳で。そんな中でも黙りつづけるなんて、最悪だ。多少でも、やっぱり、言葉だけでも、誰かに伝えようとする努力してる人間って美しい人なんだと思う。
人は、自己顕示欲が枯れたら表現も芸術も止めてしまうのだと思う。分かって貰いたい。愛して貰いたい。偉大なアーティストは必ずと言っていいくらい、その想いが強烈だと思う。その為に世の中に向けてどう行動、発信するかが、センスで、表現だと
それにしても、やっぱりこの方は、才能に手と足がついたような美しい人でした。
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